ある期間の生産計画において、図の部品表で表される製品Aの需要量が10個であるとき、部品Dの正味所要量は何個か。ここで、ユニットBの在庫残が5個、部品Dの在庫残が25個あり、他の在庫残、仕掛残、注文残、引当残などはないものとする。
          
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 │  レベル0  │  レベル1  │  レベル2  │
 ├───┬────┼───┬────┼───┬────┤
 │ 品名 │数量(個)│ 品名 │数量(個)│ 品名 │数量(個)│
 ├───┼────┼───┼────┼───┼────┤
 │製品A│  1  │ユニットB│  4  │部品D│  3  │
 │   │    │   │    ├───┼────┤
 │   │    │   │    │部品E│  1  │
 │   │    ├───┼────┼───┼────┤
 │   │    │ユニットC│  1  │部品D│  1  │
 │   │    │   │    ├───┼────┤
 │   │    │   │    │部品F│  2  │
           └───┴────┴───┴────┴───┴────┘
ア 80 イ 90 ウ 95 エ 105
イ
製品Aを10個生産するには、レベル1の段階で、ユニットBが40個、ユニットCが10個必要である。
          ここで、ユニットBの在庫残は5個あるため、ユニットBはあと35個必要となる。
      
          次にレベル2の段階で、ユニットBを35個生産するには、部品Dが 35×3 = 105個、部品Eは 35個必要である。
      
      一方、ユニットCを10個生産するには、部品Dが10個、部品Fは20個必要である。
          部品Dの在庫残が25個であるから、正味所要量は105個+10個−25個 = 90個である。
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