エンティティを長方形で、リレーションシップをひし形で表すひし形表記法 (Perter Chen 記法) を用いたE-R図の解釈として、最も適切なものはどれか。
① 親組織と子組織は、1対2の多重度を持つ。
② 親組織と子組織は、再帰リレーションシップの関係である。
③ 親組織と子組織は、互いに従属のエンティティである。
④ 全ての組織は、必ず親組織と子組織を管理する関係性を持つ。
⑤ 組織と管理は、2段階の階層構造である。
②
① カーディナリティ (多重度) が記載されていないため、「1対2の多重度を持つ。」とは言い切れない。
② 正しい。組織の下に組織を持ちさらにその下に組織を持つことができる。
③ 親組織と子組織を管理する関係性を持つ。
④ 必ずしも親組織と子組織を管理する関係性を持つとは限らない。たいていの場合、子組織を持たない組織が存在する。
⑤ 組織と管理は、多段階の階層構造である。
Ⅲ-26 | 目次 | Ⅲ-28 |