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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成27年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

Ⅲ-25

BYOD (Bring Your Own Device) に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

① 企業が従業員に携帯端末を貸与することで、個人の携帯端末を持たずに個人向けWebサービスを利用することができる。

② 企業が従業員に携帯端末を貸与することで、出張時や帰宅時などオフィス外でも業務を行うことができる。

③ 従業員が個人所有の携帯端末を職場内に持ち込み私的に使用することで、モラルの低下からセキュリティリスクが増大する。

④ 従業員の個人所有の携帯端末を業務で利用することで、従業員が使い慣れた自分の携帯端末で業務を行うことができる。

⑤ 従業員の個人所有の携帯端末を業務で利用すると情報漏えいのセキュリティリスクが増大するため、私的な携帯端末の利用はできない。


正解


解説

Bring Your Own Deviceをあえて直訳するなら「あなたの私物の端末を持ち込む」といったところだろうか。

① 個人の携帯端末を使うのがBYODである。

② 個人の携帯端末を使うのがBYODである。

③ 私物を持ち込んで、業務に使用するのがBYODである。

④ 正しい。

⑤ 確かにセキュリティリスクは増大するので、私的な携帯端末の業務利用を禁止している場合もあるが、最も適切な選択肢ではない。

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