本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成26年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−25

プログラムのリファクタリングに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ 大きなリファクタリングでは、あらかじめ決まった手順に沿って実施し、後戻り可能な点を確保しながら安全に進める。

A 既存のプログラムの設計を改善することと、新しい機能を追加することを、同時に効率よく行う。

B コメントを丁寧に書くことで、コードの安易な変更が積み重なって劣化した構造を隠蔽する。

C リファクタリング中に、“不吉な臭い”と称されるコードの悪い兆候を感じたときに作業を終了する。

D リファクタリングは、プログラムの構造を変更せずに、最小の変更で新しい機能を作り込むための手順である。


類題

R01再 V-27


正解

@


解説

リファクタリングは、プログラムの入出力は変えずに、ソースコードの構造を変更し、後々の改修などを、容易にすることである。

@ 正しい。

A リファクタリングでは、新しい機能を追加しない

B リファクタリングはコメントの充実よりもソースコードを整理することが目的である。

C 不吉な臭いはリファクタリングするタイミングを経験則でなんとなく感じることである。

D リファクタリングでは、新しい機能を作り込まない

V−24 目次 V−26